学校方針

SCHOOL PHILOSOPHY

学校方針

ニセコ高校は、「シビックプライドを持ったグローバル人材の育成」を最高目標に掲げています。
私たちはニセコ町の地域特性を生かした教育で、地域に誇りをもち、複雑化するグローバル社会で活躍できる人材の育成を目指しています。

校長メッセージ

北海道ニセコ高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。本校は、スキーやアウトドアで世界的に知られるリゾート地であり、先進的なまちづくりの「SDGs未来都市」・「環境モデル都市」としても知られる北海道ニセコ町にある高等学校です。羊蹄山の西麓に位置し、北にはニセコアンヌプリを望む丘陵地にあり、雄大な自然環境に恵まれています。

全国唯一の「緑地観光科」として、地域に根差した専門的な学びを充実させるとともに、英語を中心に普通教科の教育にも力を入れています。また、「課題研究」では、普通科で実施する「総合的な探究の時間」と同様の学習成果が得られるよう、地域課題を解決する探究活動に取り組んでいます。さらに、オンライン学習教材「スタディサプリ」を導入していますので、基礎・基本の学び直しから大学受験まで、一人ひとりが自律的に学習することができます。

2年次からは「アグリフードコース」と「グローバル観光コース」に分かれ、専門的な知識と実践力を身につけます。さらに、希望する生徒は4年生へ進級し、マレーシアのYTLホテルカレッジへ半年間留学するとともにリッツカールトン系列のホテルでインターンシップに取り組むことができます。

このような教育を一層魅力あるものとするために、本校は令和8年度(2026年度)に、「進学型単位制総合学科」の新しい学校へと生まれ変わります。新しい学校は、グローバルなニセコ町を学びのフィールドとする「起業家教育」と「国際教育」を特色としています。

校長メッセージ

新しい学校においては、ニセコ町や自分の関心のある地域に対して誇りや深い思い入れをもち、世界とのつながりを意識しながら、自分自身が関わって地域を良くしていこうとする自負心を持つ「シビックプライドを持ったグローバル人材」を育成します。

単位制のシステムにより、一人ひとりの進路希望に応じた選択科目を豊富に配置することで、大学進学はもちろん、将来のキャリアや興味・関心に応じた学びを追求できます。また、ニセコ町のまちづくりや地域資源を活かした起業家教育や国際教育を推進し、地域社会と繋がる実践的な学びに取り組むことができます。現在本校は、新しい学校の起業家教育や国際教育を先取りして、積極的に学校改革を推進しています。令和5年度から実施している教育プログラム「シビックプライドを持ったグローバル人材の育成』〜ニセコと世界の境界線を溶かしていこう〜」は、三菱みらい育成財団の「高等学校等が学校現場で実施する『心のエンジンを駆動させるプログラム』の研究助成に採択されました。同じく令和5年度には、本校の「持続可能な観光教育」を中核とする地域コンソーシアムが、観光庁の「地域活性化のための観光教育推進事業」に採択されました。これは全国で3地域のみ採択された事業であり、取組の成果を全国シンポジウムで発表し、高い評価を得ています。さらに、令和6年4月16日に、本校は文部科学省「令和6年度高等学校 DX 加速化推進事業(DX ハイスクール)」に採択されました。

さらに、令和6年4月16日に、本校は文部科学省「令和6年度高等学校 DX 加速化推進事業(DX ハイスクール)」に採択されました。

ニセコ高校DXハイスクールでは、本校の育てたい生徒像である「シビックプライドを持ったグローバル人材」になるために、自分が興味・関心のある分野の知識を身につけるとともに数理・データサイエンス・AIに関するリテラシーを習得して「文理複眼」的な思考を身に付け、不確実で予測困難な時代において複雑化する地域課題を探究し、解決できる資質・能力を身につけることを目的としています。

DXハイスクールの取組や令和6年度のスケジュール等については、以下の資料の中に掲載しています。

2024-2025ニセコ高校の新たな進化について(2024.04.16版 文科省DXハイスクール採択)

本校は、これらの教育プログラムを新しい学校づくりのエンジンとして、今在籍している生徒の学びを充実させています。このホームページを通して、進化するニセコ高等学校の教育について知っていただき、皆様からの御支援をいただけましたら幸いです。今後ともよろしくお願いします。

北海道ニセコ高等学校長 本谷 一

スクールミッション・学校教育目標

スクールミッション
  • ニセコ町の地域特性とその価値を十分に生かし、ニセコで学んだことに誇りを持ってたくましく生きる人を育てる。
  • 全国、全世界から多様な人々が集まるニセコ町の教育資源を活かして起業家教育や国際教育を推進し、グローバル社会において複雑化する地域課題を解 決することができる国際性や英語力、アントレプレナーシップを育む。
  • 国際基準を踏まえた持続可能な地域づくりに関する探究活動を地域とともに実践することにより、相互扶助の精神と住民参加に根ざしたニセコ町のまち づくりの充実に寄与する。学校教育目標「自分の幸福な未来(well-being)の実現を通して、より良い地域を他者と協働して創造することができる人を育てる。」

スクールポリシー

スクールポリシー
アドミッション・ポリシー
ニセコ町の国際性や豊かな自然、産業などに興味・関心を持ち、ニセコ町に関わる探究活動を通して※アントレプレナーシップを身につけようとする生徒。 (※アントレプレナーシップ:新たな価値やアイデアを生み出し、社会に変化をもたらす力) ・異文化交流や多文化共生に興味・関心を持ち、グローバルな視点や外国語でのコミュニケーション力を身につけようとする生徒。 ・生徒会活動や学校行事、部活動、ボランティア活動などの様々な活動に主体的・積極的に挑戦し、リーダーシップや協働力を高めようとする生徒。
カリキュラム・ポリシー
・地域づくりについての専門的な学びを深めるとともに、DXにより自ら学ぶ姿勢を育み、基礎学力の向上とキャリアプランの実現を図る。
・データやAIを活用した探究活動において、ニセコ町のまちづくりについて理解を深めるとともに諸外国の事情やニセコ町と世界の関係などについて学び、 シビックプライドと国際教養を高める。
・ニセコ町コミュニティ・スクールをはじめとする地域や連携する大学・高校・企業と協働して国際基準を踏まえた持続可能な地域づくりに関する探究活動 に取り組み、新たな価値やアイディアを広く発信することによって、地域協創に主体的に取り組む姿勢とグローバルマインドを高める。
グラデュエーション・ポリシー「シビックプライドを持ったグローバル人材」
ニセコ町や自分の関心のある地域に対して誇りや深い思い入れをもち、世界とのつながりを意識しながら、自分自身が関わって地域を良くしていこうとする自負心を持つ人
【育みたい資質・能力】好奇心、思考力、判断力、協創力、受容力、発信力、挑戦力

学校経営の基本方針

学校経営の基本方針
生徒がつくる学校
生徒が、令和8年度から始まる新しい学校の学びを先取りして取り組み、自らの手で新しい学習環境や学びをつくり出すことで、「自分たちの学校」という意識を高め、学校への誇りや思い入れを深める。
生徒がなりたい自分になれる学校
生徒が、地域課題の解決を探究する起業家教育とNISEKO World Village(仮称)を中核とする国際教育の二つの柱を通して、アントレプレナーシップや国際性・英語力を高め、自らのキャリアを描き、実現する。
生徒が生き生きと学べる学校
生徒が、安心して高校生活を送ることができるよう、互いに異なる価値観を理解し、尊重し合うことを大切にする。また、生徒一人一人が主体性と自立性を高め、自分たちでより良い高校生活をつくり出す。
生徒が地域から愛される学校
生徒が、地域の企業や団体等と連携した実践的な学びとコミュニティ・スクール委員会をはじめとする地域の方との協創による学校や寮の行事等の実施を通して、地域から愛され応援される存在になる。

基本
方針

新設校情報

新設校情報

ニセコ高校は令和8年(2026年)度に新設校として生まれ変わります。
新設校は全日制進学型単位制・総合学科 定員70名の学校となる予定です。充分な収容人数の新しい生徒寮も建設予定です。新しい高校は、一人ひとりのキャリアを展望した大学進学を実現するとともに、予測困難な時代を生き抜くために必要な『起業家精神』や『国際性』を育みます。

詳しくは『お知らせ』の『新設校について』をご確認ください。